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ドールハウス

製作者のご紹介 ; 製作者は26組にお住いのHさん(女性)です。Hさんは、新型コロナの感染が急激に広がり、外出の自粛が言われだした約3年前に、何か家の中で楽しめるものは無いかと思われていたとき、たまたま書店でドールハウスのキットを見つけ、これなら自分でも出来るのではと買い求めて作られたのがきっかけだそうです。ここ半年間に、8作品を作られています。お宅にお邪魔しましたら、写真のように玄関にずらりと作品が飾られていました。

「ドールハウス」あるいは「人形の家」は、19世紀ヨーロッパの中流家庭で女の子に与えられた代表的な玩具で、一定の縮尺で再現された家の模型です。建物の外観より部屋の内装、家具、調度品をリアルに再現するのが特徴です。イギリスのメアリー王妃に1924年5月に贈られた「メアリー王妃のドールハウス」の縮尺が1フィート(=12インチ)を1インチに縮小した1/12サイズであったことから、1/12スケールが標準サイズとされているそうです。日本には1970年代後半に紹介され、今では多くの愛好者を持つ趣味として、様々なキットも販売されています。また洋風のみならず、日本の伝統的な古民家などを再現した和風のものも多く作られています。ドールハウスと言いながら、日本では人形を飾るのはあまり好まれないそうです。

では、Hさんの作品を詳しく見てゆきましょう。まずは初めて手掛けられた「カフェショップ」です。

作品の前に置いたボールペンの長さが約15cmですので、おおよその大きさがわかるかと思います。キットに入っていた説明書に従って作られたそうですが、インターネットで購入されたものの説明書は英語と中国語しか書かれておらず苦労されたそうです。すべてのパーツに着色されているわけではなく、自分で好きな色に塗ったり、また自分で作った小物類を加えることでオリジナリティーを出せるのもドールハウス作りの魅力のようです。
ドールハウス作りでHさんが苦労されるのは、アクセサリーのパーツを使ってひとつの小物を作り上げる際、極小パーツをピンセットなどを使って接着剤で貼り付ける作業だそうで、パーツの材質に適した接着剤を選ばないとうまく接着できず、小さな調度品ひとつ作るのに何時間もかかることも多いそうです。そのように集中力を要する作業ですが、少しずつ小刻みに期間をかけて作り上げてゆくより、一気に集中的に作業して短期間で完成させてゆく方が良いとのことでした。一つの作品が出来上がるまでに大変な手間と時間をかけていることもあり、希望者があったとしてもお譲りするつもりは無いそうです。横浜などでドールハウスの有名作家の作品展やコンクール入選作品の展示会などが開かれるので、そういったトップレベルの作品を見に行くのも楽しみにされており、これからもこの趣味を続けてゆきたいとおっしゃっていました。